まずは、以下の表データをご覧ください。

上記は、平成28(2016)年から令和５(2024)年の７年間の吉田地域の月別の雨量データです。　県では雨量計をあちこちに設置していますが、残念ながら吉田地域にはありません。そこで、近くに設置されている金屋、沼田、上六川の雨量データ（http://kasensabo02.pref.wakayama.lg.jp/mainMap.html）を用いました。日ごとの３か所のデータを平均(四捨五入)し、それを吉田地域の雨量として、月ごとに集計したものが上の表です。200ミリ以上は太字で、500ミリ以上は下線を付して表記しています。たまに、故障等で雨量観測ができない日や筆者が調べるのを忘れた日(直近48時間分しか表示されない)があるなどの場合は、気象庁の清水、湯浅の観測データ（気象庁｜過去の気象データ検索 (jma.go.jp)）を使用しました。令和４(2022)年のデータが表にないのは、筆者のハードディスクが壊れ、データを消失したためです。　上の表データを見ると、吉田地域の年間総雨量はほぼ毎年約２千ミリで推移しています。しかし、その降り方は毎年特徴があるのが分かります。言うまでもなく、特にみかんなど果樹栽培には雨量やその降る時期が大きく影響します。　以下は、上の表データをグラフ化したものです。ご活用いただければ幸いです。