養源寺橋・新伏羊橋・新吉田橋・新出橋~橋編⑥~

⑦ 養源寺橋(やげんじばし) 平成14(2002)年12月竣工


 吉田バイパス建設に伴い、新たにつくられた橋です。吉田区民館の西方にあり、伏羊川を跨いでいます。
 昔、ここに養源寺(やげんじ)と呼ばれるお寺があったようですが、古文書等なく詳しいことは分かっていないようです。ただ、数枚のヤゲンジと呼ばれる畑があり、寺屋敷であったのだろうと推測されています。
今は、延命地蔵と呼ばれる石の地蔵尊が祀られ、定期的なおつとめ(毎月24日)や、春祭りや餅投げ(3月24日)、また子ども向けに手花火大会(8月23日)などが行われています。

⑧ 新伏羊橋(しんぶようばし) 昭和51(1976)年3月竣工


 昭和54(1979)年、伏羊から吉田への農免道路が新設されました。伏羊から、おまわりを通り、昭和53年3月にできた「農免伏羊橋」を渡り、伏羊川の西側を通って、上田(「吉田区内の地域名」参照)地内から新伏羊橋に至る道路です。それまでは、おまわりから伏羊川の東沿いを通り養源寺さんに至る道が中心となっていました。この新しい2車線道路により伏羊や立石地区と吉田の往来は便利になり、吉田においても上田地内に民家が多く建てられ、新たに班が誕生しました。

⑨ 新吉田橋(しんよしだばし) 平成22(2010)年7月竣工
 吉田バイパスの建設に伴い、吉田地内では、この橋を含め、養源寺橋、おせん淵橋など3つの橋ができました。


⑩ 新出橋(しんでばし) 昭和32(1957)年3月竣工


 吉田から中野方面に通じる以前の道は、カンソ渕から吉田駐在所、第2保育所の山側を進み、小川中村の出口商店さん下に出て、現在の国道424号線を横切り、小川福井、小川中村を経て、前川橋を渡っていくというものでした。
こうした道を、大正14(1925)年、吉田と金屋口駅を結ぶ乗り合い自動車が運行を始め、金屋口駅前の安全自動車がタクシー営業を始めました。また太平洋戦争が終った頃から、乗客が多くなり、青田の生石温泉の開発に伴い、バス路線も青田まで延長されましたが、間もなく廃止され吉田終点となりました。昭和30年頃よりみかんの高値が続き、自家用車の普及によってバス利用者も少なくなり、バス路線はなくなりました。
吉田駐在所や第2保育所の前の桜並木のある道路は、以前は堤防でした。昭和36(1961)年、カンソ渕からこの旧堤防、新田を通り、小川上野から小川橋(昭和36年3月竣工)を渡り野田の馬場前へ直進する道路が完成しました。この道は昭和60(1985)年国道424号線に昇格しました。広くて真っすぐな道は当時、画期的なものと思われました。この道路の一環でできたのが新出橋です。

2021年04月14日